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ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』読了。
この本に出会えて良かった。
最初の数頁を読んだだけで、迷わず買った。
普段、一冊の文庫本を買うのでさえも逡巡する自分が、3000円近くもするハードカバーを買うのは珍しい。
その判断、というか閃きは間違っていなかった。
本が好きで良かった。
明け方に読了し、読後の静かな興奮がさめないままtwitterにこのような文章を上げた。
ブクログで「ひさしぶりに読書の愉しみ、悦びを味わった」という趣旨の感想を述べている方がいらっしゃったが、僕もしみじみそう思う。
自分に能力がないことがもっともな理由だが、レビューを書いてしまうと『STONER』という小説に込められた魔法の湯気みたいなものが逃げてしまいそうで、どうしても書けない。
でも、この本に出会ってほしい。
書評やいろんな方の感想を目にして「ああ、こういう話なのね」とわかった気にならずに、まず本屋さんで表紙の手触りを感じてほしい。
本の神様からの霊感を信じて扉を開いてほしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(海外)
- 感想投稿日 : 2015年9月26日
- 読了日 : 2015年9月26日
- 本棚登録日 : 2015年9月26日
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コメント 8件
jyunko6822さんのコメント
2015/10/16
円軌道の外さんのコメント
2018/01/21
kwosaさんのコメント
2018/01/22
円軌道の外さんのコメント
2018/01/22
マリモさんのコメント
2020/04/30
kwosaさんのコメント
2020/05/03
マリモさんのコメント
2020/05/04
kwosaさんのコメント
2020/05/06