恥ずかしながら今まで宮沢賢治の作品は「詩・雨ニモマケズ」と「注文の多い料理店」くらいしか読んだことがなかったのですが、「活版印刷三日月堂」シリーズと他の最近読んだ作品にも宮沢賢治が出てきたので、読んでみようと思い図書館で借りました。
難しい。この本には7作品が収録されていて、そのうちの3.5作を読んだのですが、特に銀河鉄道の夜が難しい。(銀河鉄道の夜を読むのが目的だったので、読んでいない作品もあるけれど読了ということにしました。)
こういう作品が「すごい」と思えるような感性がある人はすごいなぁ。
よく分からない文章を読まなければいけないのが苦痛で、だから高校生の頃国語はが好きじゃなかったんだ、と思い出しました。
「読書をする子は◯◯がすごい」という本に、子供が本を読まなくなった、読んでいる本もアニメ化されるようなもので文学作品を読む子が減った、と書かれていて、モヤモヤした記憶があります。モヤモヤの原因は、本は読んだ方がいいと思っているけれど、自分も難しい文学作品は読んでこなかったから。そして、時代とともにエンターテイメントは変わっていくのは当然だよ、と擁護したい気持ちがあるから。
そんなことを考えながら苦労して読みました。今は、超有名な文学作品を読んだことがある、という事実に自己満足。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月8日
- 読了日 : 2022年2月8日
- 本棚登録日 : 2022年2月2日
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