走ることに全てを捧げる大学生の青春小説かと思いきや、遺伝子操作やなんやと結構ヘビーな内容も含んでいてびっくりした。遺伝子操作はよくニュースでも耳にするようになったので、そういった現代にそして未来に警鐘を鳴らす作品でもあるのかな。
まさか主人公が駅伝にこういう関わり方をするとは予想だにしなかったので、期待を裏切るおもしろい進め方だった。そしてラストの潔さには驚いた。でも色んな呪縛から解き放たれた主人公にホッとした。
読書状況:読み終わった
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2010年読了
- 感想投稿日 : 2010年2月10日
- 読了日 : 2010年2月10日
- 本棚登録日 : 2010年2月10日
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