下巻。シリーズの中では一番おだやかな作品だったけれど、一番好きかも。
上下上下上下と6冊目だけれど、今作はカトリーヌ・パンコールの本を読み始めてよかった、としみじみおもった。楽しいだけじゃなくて、元気がでる。
なぜかはわからないけれど、なんとなく、わたしも頑張ろうって気になる。登場人物がみんな苦労しながらも頑張って生きてるからかな。これといって、大好き!って登場人物がいるわけでもないんだけど、全員を好きで気になる。それぞれ人間らしいところが素敵だ。
ケーリー・グラントは実在で、ジョーがマイボーイについて創作するってところは作者もそうなのかなーとおもった。
たくさん好きな会話があった。名言みたいなのじゃなくて、会話の中から読んでて考えさせられることがあるっていうか、素直に聞けるっていうか・・・うまく言えないけど、また読みたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月15日
- 読了日 : 2012年4月15日
- 本棚登録日 : 2012年4月15日
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