月曜日のリスはさびしい 下

  • 早川書房 (2012年2月1日発売)
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本棚登録 : 69
感想 : 13
5

下巻。シリーズの中では一番おだやかな作品だったけれど、一番好きかも。
上下上下上下と6冊目だけれど、今作はカトリーヌ・パンコールの本を読み始めてよかった、としみじみおもった。楽しいだけじゃなくて、元気がでる。
なぜかはわからないけれど、なんとなく、わたしも頑張ろうって気になる。登場人物がみんな苦労しながらも頑張って生きてるからかな。これといって、大好き!って登場人物がいるわけでもないんだけど、全員を好きで気になる。それぞれ人間らしいところが素敵だ。
ケーリー・グラントは実在で、ジョーがマイボーイについて創作するってところは作者もそうなのかなーとおもった。
たくさん好きな会話があった。名言みたいなのじゃなくて、会話の中から読んでて考えさせられることがあるっていうか、素直に聞けるっていうか・・・うまく言えないけど、また読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: お気に入り
感想投稿日 : 2012年4月15日
読了日 : 2012年4月15日
本棚登録日 : 2012年4月15日

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