ニーチェだかなんだか知らんが、人を小馬鹿にするというテクニックだけで出来ている本。たとえば「人権思想はテロの根源」とかいう見出しで、結論は「法治」を守れと言ってるだけでね。一見、刺激的なことを言ってるように見えて、あほほど普通のことが書いてある。この本じたいが皮肉というか、表面の味付けだけにだまされてこんな本読んで頭良くなった気分だけを味わってんじゃないよ、という「B層」をあざけるための本なんじゃないっすかね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
人文
- 感想投稿日 : 2022年12月10日
- 読了日 : 2022年12月10日
- 本棚登録日 : 2022年12月10日
みんなの感想をみる