じごくのそうべえ (童心社の絵本)

  • 童心社 (1978年5月1日発売)
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本棚登録 : 2097
感想 : 209
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>「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」
綱わたり最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。
気がつくと、そこは地獄。
火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯医者のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。
4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。
そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。


桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)が題材とのこと。

インパクト大の絵本。
遠い記憶ですが・・・子どもの頃たしかに読んだはず。
今は娘達がお気に入りです。

一番好きなところは人呑鬼(じんどんき)の腹の中で大暴れする場面とのこと。

次女が関西弁を真似して微妙な音読(笑)
姉妹で楽しんでいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本(5.6歳頃~)
感想投稿日 : 2015年6月10日
読了日 : 2015年6月10日
本棚登録日 : 2015年6月10日

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