>2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議。
南米のウルグアイのムヒカ大統領はのちに世界の人々から絶賛されるスピーチをのこします。
この絵本はその全容を紹介するものです。
小学校中学年~
ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチについて初めて知りました。
演説は子ども向けに意訳しているとのことですが、素晴らしかったです。
こうやって絵本の形で世界に広がっていくことはとてもいいことだと思います。
世界をおそっているのは、じつは欲深さの妖怪であること・・・これは私自身も含め反省し、少しずつでも生き方を考え直さないといけないと思いました。
>社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。
>なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。
人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです。
本当にそうだと思う言葉ばかりでした。
本文が始まる前に外出前の大統領の様子が漫画風に描かれていますが、ほのぼのしていてよかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本(小学生頃~大人)
- 感想投稿日 : 2015年3月1日
- 読了日 : 2015年3月1日
- 本棚登録日 : 2015年3月1日
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