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内容(「MARC」データベースより)
「二人が、そして人が睦まじくいるためには」という祈りにも似た願いを込めた詩集。詩人の意を超えて多くの人の口にのぼり心に届いた「祝婚歌」を始め全32篇を収録。
目次
祝婚歌 /ひとに/早春のバスの中で/生命は/白い表紙/身も心も/母・舟・雨/夕焼け/伝道/雪の日に/二月の小舟/顔/日向で/一枚の絵/奈々子に/紹介/初めての児に/三月/遊び/創世記ー次女万奈に/虹の足/小さな出来事/立ち話/ほぐす/ウエストを/風が吹くと/父/過/素直な疑問符/滅私奉公/第二の絆/I was born
「祝婚歌」茨木のり子
編者あとがき
『祝婚歌』
(冒頭)
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
『二人が睦まじくいるためには』
著者:吉野 弘
出版社 : 童話屋
単行本 : 157ページ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
詩
- 感想投稿日 : 2023年3月4日
- 読了日 : 2023年3月4日
- 本棚登録日 : 2023年2月26日
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