レパントの海戦 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1991年6月28日発売)
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感想 : 88

後半の海戦だけでなく、前半の「血を流さない戦争」も面白い。ヴェネツィア外交官たちに課せられた任務の重圧もさることながら、その上をいく彼らの老獪さはまさに海千山千。海戦シーンは実際の戦闘時間に比例して短いがスピード感があり、目まぐるしく戦況が変化していく様が感じ取れる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年11月27日
読了日 : 2012年4月12日
本棚登録日 : 2017年11月27日

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