旦那が好きな作家。私は難しいかなーと思って手を出してこなかったけど、
これはパラパラーとめくったら、読めそうだったので挑戦。
亜佐美という女が死んで、
その女について教えてほしいと、ケンヤという男が訪ねてくる。
愛人、隣人、彼氏、母親、警察。そして最後はとある弁護士。
みんな、亜佐美のことじゃなくて自分のことばかり喋る。違う、亜佐美はどういう女だったのか知りたいのに。
このケンヤがまず、読んでてイライラする。
それが作者の手中に入れられてるのだろうか、本当にムカつく。
学歴もないやる気もない仕事もない何にもない、ただのクズっす。頭悪いから分からないっス。
そんな感じでのらりくらり。
そして対峙する上記の人々は、何かやましさを持っているからか、余計に翻弄されていく。
最後の6人目でなんとなく全体がわかる。
けど、ケンジへのイライラは治らないまま、物語が終わる。
他の作品も登場人物、こんな感じなのかなぁ。
ちょっとしんどいなぁ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・そのほか
- 感想投稿日 : 2022年9月10日
- 読了日 : 2022年9月10日
- 本棚登録日 : 2022年9月10日
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