ボーン・コレクター 下 (文春文庫 テ 11-4)

  • 文藝春秋 (2003年5月9日発売)
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タクシーに乗った男女が行方不明となった翌朝、土の中から片腕だけを出した状態で男だけが発見された。通報を受けて現場に駆けつけたアメリアは、四肢麻痺の科学捜査専門家、リンカーンの手足となり鑑識をする羽目になるが……。

リンカーン・ライムシリーズ記念すべき1冊目!キャラもストーリーも私好みでぐいぐい引き込まれた。
口が悪く不器用なリンカーン・ライムに万年巡査の父を持つ気が強いアメリア・サックス。
見た目に反して優しいセリットーに一言多いお人好しのバンクス。そしてリンカーンに負けない口の悪さで→

リンカーンを介護し支えるトム。
他にも濃いキャラがたくさん!

ストーリーもしっかりハラハラしながらの謎解きあり、伏線あり。ラストは綺麗に伏線回収からのごろごろ転がるー!!楽しいぃぃぃ!

ライム&サックスのキャラにハマると最高に楽しい一冊じゃなかろうか?
私は次も読む!

ただし、描写はグロい。なんせ敵が“ボーン・コレクター”だから。骨蒐集家。やばいよね。まぁまぁ皮剥いだりなんちゃらしたり。
グロ耐性ない方にはオススメしにくいかも。

これ……映像化したんだよなぁ。マイルドにしたのかな……想像するだけでアレなんだが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月11日
読了日 : 2023年4月11日
本棚登録日 : 2023年4月9日

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