何もしないでいると、自分の頭というのは硬直して、機能が低下していくように感じてしまいます。
そんな自分を自覚した時には、「思考」に言及した本を、読むようにしています。
この本はベストセラーになった『超訳ニーチェの言葉』の著者。
「良い頭」をつくる方向性として、5つを挙げています。
・答えを出せる
・迷わない
・楽しく生きる
・クリアな
・創造する
特に印象に残ったのが、前半部分でかかれている、「言葉を正しく知る」ということ。
物事を考える手段は言葉のみであること、そのためには言葉の意味を正しく理解しなければいけない。
繰り返し書かれている、「感情で動くのではなく、理性で判断する」ということと通じることなのかと思います。
自分はちゃんと考えて行動しているのか?あらためて反省させてもらえました。
この他、才能や芸術家などについての説明を読んで、自分の中でもやもやしていたものを整理することができました。
洞察と説明の両方に秀でた、著者さんですね。
続編となる著作も出版されているようなので、続けて読んでみたいと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2014年8月18日
- 読了日 : 2014年8月18日
- 本棚登録日 : 2014年8月18日
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