2020年9月28日
- 羊たちの沈黙 (新潮文庫)
- トマス・ハリス
- 新潮社 / 1989年9月1日発売
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'07/2/13 終了
映画は怖くて見れなかったので文字で体験。期待以上だった。まず、主人公が個人的にツボ(笑。こういう強くて自分を持ってるヒトになりたいわ。。そして、レクター博士が以外と紳士的でビックリ。人を喰う殺人鬼でありながら礼儀を重んじ、自分に尽くしてくれた者には礼儀を返す。かなり怖いが、現実にいてもおかしくないと思う。そして、キャラ作りがとてもうまい作者だな、と感じた。
ただ、“英語を訳しました的”な文章が時々目に付くのがいただけない。あと、こんだけ延ばしたのに犯人の最期が結構あっけなかった。男ならもっと頑張れよ、ガム。
そういえば、これはレクター博士シリーズの3弾なんですね。1だと思って読んだのに‥。1,2も借りてこよ〜
2007年2月14日
- ヘルズ・キッチン (ハヤカワ・ミステリ文庫 テ 5-8)
- ジェフリー・ディーヴァー
- 早川書房 / 2002年12月1日発売
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'07/2月初め終了
二番目のジェフリー本。めっちゃジェフリーディーヴァーと書いてあるが、元々はウィリアム・ジェフリーズという名義で出されたシリーズらしい。名義が違うということで少し感じが違う気もするけど、やっぱりいくつか出てくるどんでん返しには、さすがジェフリーだなって思えた。でもやはりこれも登場人物が多い。そして、ギャングの言葉が分かりにくい。そして長い。まぁ、初期の作品だし、訳者も違うし、うちはエンプティーの方が良かった。
2007年2月14日
- アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫 1)
- ダニエル・キイス
- 早川書房 / 1999年10月1日発売
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'07/1/31 終了
確か泣ける話を、と思って借りたのだが、泣けるというより考えさせられた本だった。個人的にもうなずける所とか悲しくなったりする所が沢山あって、途中で何度か読みたくないなって思ったこともあった。でも確かに読んでて嫌な思いをしたりやりきれない気持ちになったりもしたが、これは読み終えなくちゃいけないんだというなかば義務みたいなものがあったみたい。自分でもよくわかんないけど。だから全部読みきれた気がする。
このような作品を読んでなんかしら考えてもらえたら、って思う。そして、主人公チャーリーのような子供時代を送る子が、この世で一人もいないことを願いたい。
2007年2月2日
- エンプティー・チェア 上 (文春文庫 テ 11-9)
- ジェフリー・ディーヴァー
- 文藝春秋 / 2006年11月10日発売
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'07/1/25 上下終了
初めてのジェフリー本。
結構良かった。内容的にはよくある流れかもしれないが、どんでん返しもちょこちょこ入っていてどんどん引き込まれる。
ただ、ちょっと上手く行き過ぎるなってとこがいくつかあったし、話には必要なのかもしれないが登場人物がいささか多すぎるのが欠点。そして出来ればメイソンとメイスンの名前を変えて欲しい。何回読み違えたことか‥
面白くてサクサク読めたのだが、個人的には最後の方でふぇいくにひっかかって悔しくも目から塩水がでてしまい面白くなかった。してやられた。
2007年1月27日