「普通の女の子」になりたくないけど、「普通の女の子」になりたくないとか言っちゃう自分の中二病的な部分を笑ってやりたいとも思う、そんなこんがらがった自意識を叩き直してもらうつもりで手に取ったこの本。読んでみると、タイトルから想像していた内容とはまったく違う、村上龍のキューバに対する愛がひたすら語られる一冊でした。そして時折すこしだけはさまれる「普通の女の子として存在したくないあなた」へのメッセージ。すきなものをおもいきりすきでいるのって素晴らしいな、自分なりの、自分だけの感性をきちんと大切にしたいな、と思いました。がんばろう。
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- 感想投稿日 : 2013年3月24日
- 読了日 : 2013年3月6日
- 本棚登録日 : 2013年3月6日
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