普通の女の子として存在したくないあなたへ (幻冬舎文庫 む 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎 (1997年8月1日発売)
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本棚登録 : 273
感想 : 33

「普通の女の子」になりたくないけど、「普通の女の子」になりたくないとか言っちゃう自分の中二病的な部分を笑ってやりたいとも思う、そんなこんがらがった自意識を叩き直してもらうつもりで手に取ったこの本。読んでみると、タイトルから想像していた内容とはまったく違う、村上龍のキューバに対する愛がひたすら語られる一冊でした。そして時折すこしだけはさまれる「普通の女の子として存在したくないあなた」へのメッセージ。すきなものをおもいきりすきでいるのって素晴らしいな、自分なりの、自分だけの感性をきちんと大切にしたいな、と思いました。がんばろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年3月24日
読了日 : 2013年3月6日
本棚登録日 : 2013年3月6日

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