オジサンの私からするとこの映画はついちょっと前に公開になったくらいの印象なのですが、改めて見直すと公開当時はまだ冷戦状態で、しかも今みたいにCGが発達していないので全部セットで見せるしかない(ETだけはCGだけれども)というわけで、四半世紀前はやはり「歴史」なんですね。
さて、そんな感慨はさておき、この映画を今見返してみると、「なるほど、ジェームズ・キャメロンのテーマは一貫してるんだな」ということ。
ことにこの作品の場合は後の「アバター」とストーリーラインはほとんど一緒で、つまり、「新技術」によってこれまでは到達できなかった世界に人間がたどり着いてみると、そこには人類が知らなかった新しい可能性が待ち構えている、というわけです。しかも、その途中で「出会い」を邪魔するのが軍隊というのもまったく同じ。
でも、同じだからといってつまらないかというとそうではないわけで、それはこのストーリーラインの原型が(きっと)神話や伝説にあるからなのでしょう。
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- 感想投稿日 : 2015年5月27日
- 読了日 : 2015年5月27日
- 本棚登録日 : 2015年5月27日
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