斎王の葬列 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (1997年5月22日発売)
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本棚登録 : 188
感想 : 12
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この作品ははまって読みましたね〜。全体に漂っているもの哀しさが私を射ました。斎王については源氏物語くらいしか知りませんけど(苦笑)。今回も浅見光彦は必殺仕置人になるのですが、前回と比べたら、まっ許せるかな〜と。運命とか宿命とかただの言葉にはできないナニカってあるんですよね〜。そのナニカに対しては人間は無力だというのが、これほど科学が進んでいるのに、と思うとやるせなくなることがあります。でもその”切なさ”を思えるからこそ人間として生きていけるような気がします。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 4つ★
感想投稿日 : 2004年11月22日
本棚登録日 : 2004年11月22日

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