16歳のライラは、伝説の首飾り「ラティマの薔薇」を飾っていた特別なルビーを探すため、真夜中に王宮の宝物庫に忍び込んだ。
盗まれてバラバラになった30個のルビーを全て集めると、ライラの大切な夢が叶うと信じているから。
そんなライラの目の前に、突然シャルディーン王子の涼しげな笑みが月明かりに浮かび!?
アラビアン系は好みなので買ったものの、ずっと積んでいた一冊。ようやく読了できた。
初恋の婚約者との結婚を願うライラと、そんな彼女を気に入って婿入りしようとする王子のアラビアンファンタジー。という感じなんだけど、ちょっとアラビアン成分は思ったほどなくて残念。ファンタジーという部分も特に無い感じで、もう少し伝説の首飾りが何か特別なアイテムなら良かったかなと。
最初はちょっと展開が遅めでだるい感じだが、ラストは駆け足気味ながらもスピード感があって良かった。
オチはだいたい予想通り。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月6日
- 読了日 : 2015年7月14日
- 本棚登録日 : 2015年7月14日
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