狼陛下の花嫁 12 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2015年3月5日発売)
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本棚登録 : 409
感想 : 17
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花嫁バイトの終了が宣告され、下町で過ごす夕鈴の下へ現れた周宰相。
彼は王都を離れるようにという陛下からの意向を告げる。
王宮の勢力争いが激化する中、夕鈴が避難先に選んだ場所は?
一方夕鈴不在の王宮では、狼陛下の様子がおかしくて…。

勢力争いの巻き添えを回避するべく夕鈴を遠ざけた狼陛下…だったんだけど、まぁ夕鈴がはいそうですかと頷くわけがないよね。
凛としてるシーンはかっこいいので好きなのだけど、割と周囲を巻き込んで無茶をする夕鈴がハラハラする。
陛下の弟君は幼さもあって普通にいい子だったけど、こういうのは大抵母親が腹黒いよねーと思ったら予想通りで笑う。
陛下のためにも水面下で阻止しようと奔走する夕鈴はとても良かった。
何だかんだ、信頼できる仲間達も出来ていたことを実感できる。
最後のノリはさすが夕鈴だといっそ感心した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2016年3月16日
読了日 : 2016年2月25日
本棚登録日 : 2016年2月25日

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