原題:Evidence and Evolution, 2008
著者:Elliott sober (1948-)
翻訳:松王政浩 (1964-)
【メモ】
・本書は、『Evidence and Evolution: The Logic behind the Science』の第一章「Evidence」だけを翻訳・刊行したもの。訳者解説にその理由が述べられている。
・著者のソーバーは、科学哲学者(とくに生物学の哲学)。
【 目 次 】
日本語版序文/目次/凡例 [i-x]
はじめに 001
§1 ロイヤルの3つの問い 006
§2 ベイズ主義の基本 013
ベイズの定理
更新の規則
事後確率、尤度、そして事前確率
確証
信頼性
予想と期待値
帰納
楽園の苦難
哲学的なベイズ主義、ベイズ統計、論理
§3 尤度主義 048
謙虚さへの強み
尤度主義への3つの反論
尤度の法則を制限する必要性
ばかげた仮説がきわめてもっともらしくなることがあるか
尤度主義と条件付き確率の定理
全証拠の原則
尤度主義の限界
§4 頻度主義Ⅰ――有意検定と確率論的モーダス・トレンス 074
§5 頻度主義Ⅱ――ネイマン‐ピアソンの仮説検定 090
§6 テストケース――停止規則 112
§7 頻度主義Ⅲ――モデル選択理論 122
街灯の下で鍵を探す
科学のモデル構築:広くみられる2つの方法
赤池の体系、理論、基準
同定可能性
AICは統計学的一致性をもたないか
ベイズ主義のモデル選択
下位グループの問題
AICの適用範囲
実在論と道具主義
パラメータとは何か
AICは頻度主義か
§8 第2のテストケース――偶然の一致についての推論 164
§9 結語 170
訳 注 175
参考文献 209
訳者解説 217
本書が抄訳である理由
第8節について
本書のアウトライン
議論についての補足
おわりに
索 引 241
- 感想投稿日 : 2015年2月10日
- 本棚登録日 : 2014年5月12日
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