1984年のUWF

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  • 文藝春秋 (2017年1月27日発売)
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感想 : 33
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初期UWFは混沌(カオス)だった。カオスであるが故に、意図せず幻想を生み出し、多くの支持者を生んだ。当時、Uの会場に行くプロレスファンは「密航者」と呼ばれた。この共犯意識が支持を強くしていった。そしてカオスであるが故に、瞬く間に崩壊していった。
距離的な理由から密航者になれなかった自分としては、なんだか切ない本である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スポーツ
感想投稿日 : 2017年3月17日
読了日 : 2017年3月17日
本棚登録日 : 2017年3月17日

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