阪急電車 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
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本棚登録 : 52853
感想 : 5187
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ハートフルなホッコリする物語。
電車の中でたまたま乗り合わせた人々の物語。
小さな出会いから、物語がつながっていくところはとても秀逸。

恋が始まったり、討ち入りしたり(笑)、品のないオバタリアンをぎゃふんといわせたり(笑)、そして恋が成長したり..

阪急電鉄の駅は全くなじみがないので駅や町の話はさっぱりですが、それぞれのエピソードはとても良かった。

往復の電車のストーリの中で、全てのエピソードがつながって、ミステリでいえば伏線が回収されて、とてもスッキリ!

ほっこり、暖かい気持ちになれる物語でした。

お勧め。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2024年1月8日
読了日 : 2024年1月8日
本棚登録日 : 2024年1月8日

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コメント 4件

よっぴーさんのコメント
2024/02/08

masatoさん
コメントいいねありがとうございます。
阪急電車に乗る乗客達のストーリーが、どれも印象的で良かったと思います。

naoccheeさんのコメント
2024/02/09

毎日この沿線に乗ってます。有川さんご本人がこのご近所に住まわれてるのもあって物語とそこの人たちとのイメージはぴったりなんですよ。先日もこの本を片手に朝早くからロケ地巡りしてる大学生カップルもいましたよ。
ぜひ機会がありましたらお越しください!

masatoさんのコメント
2024/02/11

よっぴーさん
コメントありがとうございます。
そう、乗客たちのストーリが印象的で楽しめました。
ほっこり楽しめる物語でした

masatoさんのコメント
2024/02/11

naoccheeさん
コメントありがとうございます。
この電車に乗っているのですねぇ。ロケ地巡りしている大学生カップルもいるとは人気が衰えないんですね。デートスポットにもよさそうですね。

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