デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年6月11日発売)
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問題は内需の減少なんですよね。デフレで何が悪いかっていうのは、それだけ経済の規模が小さくなると、税収が下がって国力が弱くなることです。世界規模でそうならばどうってことないのかもしれませんが、世界の中の一国としてデフレ傾向が続くと、各国との力関係が変わってくる。
あとがきに書いていますが、「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ」というのが、この本の要旨です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 説明文
感想投稿日 : 2013年5月1日
読了日 : 2013年5月1日
本棚登録日 : 2013年5月1日

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