天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年6月20日発売)
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本棚登録 : 9456
感想 : 1139
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美大浪人生の男の子の切ない恋愛ストーリー

村山由佳のデビュー作
解説でも凡庸だの何だのとボロクソ言われていて笑える
確かに設定としてはよくある恋愛ストーリーなんだけど、だからこそ心に響くものがあるよね

これ読んだの何年ぶりだ?
20年くらい?少なくともここ15年は読んでない

確かに泣けるけど、以前ほどではない
色々と本を読んできたから感動のハードルが上がってる?
その割に最近は涙腺がゆるくなってる気がするけどね
なんか、思い出補正入ってるのかも?
最後のシーンで部屋を出ていくとこがあった気がしたけど、その手前までだったか…

まぁ、この後の天使の梯子とかヘブンリー・ブルーとか天使の柩も含めての話だからねぇ
歩大くんの救済、夏姫の救済それぞれまでがワンセット

なので今度はシリーズ全部通して読んでみようかね

最初に読んだのは大学生の頃で、天使の梯子、天使の柩と歩太くんと共に実年齢も重ねていったシリーズなのでかなり感慨深いんだよね~

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月25日
読了日 : 2019年11月15日
本棚登録日 : 2019年11月25日

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