塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年1月23日発売)
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本棚登録 : 29409
感想 : 2098
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塩の結晶の隕石によって人が徐々に塩化していく。そんな舞台の中で出会った自衛官と高校生の恋愛もの。
あとがきで作者が言っているように
大人のライトノベル
がこの本を紹介するのに
1番しっくりくるかも。

異常な環境で変わっていく人間描写が
恐ろしく、でも最後まで優しかった

1番心にきたのは
野坂夫妻のやりとりかな。

あんな小さな子を残して、、
でも自分が助かってよかったと
思う。
旦那も君が無事でよかったと
なによりも思ってる。
キレイごとなんて無意味な
空間がすごく素敵だなと。

2016.10.21 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年10月22日
読了日 : 2016年10月22日
本棚登録日 : 2016年10月22日

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