あらかじめ決められた、のりこえがたい格差の話。
なのに上に属することになった中くらいの人が主役なのが面白いところ。
これか『誰か』が出たときに、大極宮のスタッフコメントで、
「あるキャラの嫌な感じを話したら、女性には通じたけれど男性にはピンとこないらしかった」
というようなことが書かれていたと思う。
読んで納得した。
何も悪くないのに一番嫌な人に見える、ある意味かわいそうな人。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション/日本
- 感想投稿日 : 2014年5月18日
- 読了日 : 2007年3月
- 本棚登録日 : 2007年7月12日
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