タイム・シップ 下 (ハヤカワ文庫 SF ハ 9-7)

  • 早川書房 (1998年2月1日発売)
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本棚登録 : 139
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1995年の出版で、〈スノーボール・アース〉と灼熱地獄との両頂点の振動を、緩和するのは生命活動であったという図式が示されているのは、並行世界の地球とはいえ先駆的/ピラミッド型のデータセンターが林立させられ、AI 自立移動ロボットは生命と言えるか?モーロックは、未来人としてAIと対等に対話できる。並行世界を高層で縦断するイメージを示し「それが人生の真の充実」とする。十九世紀のウェルズは核エネルギーを知らなかったから地球と太陽の寿命をたかが数千万年としたが、惑星に酸化炭素窒素生命が存在できるのは永劫の中の一瞬

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: '90年代SF
感想投稿日 : 2024年3月22日
読了日 : 2020年7月19日
本棚登録日 : 2022年2月25日

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