メディアセンターに購買申請を断られたので自分で買って読んだ本。
断られたくらいなのでアカデミズムから程遠い内容なのかしら、と覚悟して読んだものの、以前流行した『就活のバカヤロー』より何倍も的を射ていて面白かった。
あの著者はライターだったが、この本の著者は企業に務めた後の大学キャリアセンター職員。しかし、後者の方が教養があったように思える。
肝心の内容も面白かったし、意見も共感できるものが多かった。
理想と現実の両面を知っていないと書けない文章だなと。
個人的には、最後の保護者に関する章で、「私が保護者だったら子供を会社の飲み会に連れていく」という意見が新鮮で印象的だった。
確かに、会社人と一定以上短い距離で話せるいい機会だなと。
まあ、僕個人に関して言えば無理だけど…笑
というわけで、軽く読める本としてはおすすめ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2011年12月20日
- 読了日 : 2011年12月20日
- 本棚登録日 : 2011年12月20日
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