個性派女優の片桐はいりが、グアテマラに移住し、スペイン語学校と薬剤師を営んでいる年子の弟との交流を描いたエッセイ。
グアテマラ?
南米とコーヒーのイメージしかない。
そんな日本の認知度はまだまだ低いグアテマラの訪問記や、逆に弟家族が訪日した時のエピソードなど、どれも「へえ!」と興味をかきたてらる話ばかりで、しかも微笑ましい。
家族に対するなにげない愛情が感じられるんだよなぁ。
片桐はいりの語り方もうまい。
あの「表情豊かな無表情」の四角い顔の下で、彼女はこんなことを考えているんだなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅に出たい
- 感想投稿日 : 2008年6月18日
- 読了日 : 2008年6月18日
- 本棚登録日 : 2008年6月18日
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