足の故障からスポーツ特待生として入学した高校を辞め、引きこもりの父親と覇気のない生活を続けていた啓は、新人ジョッキーとして閉鎖的な地方競馬場で頑張っている奈津に出会う。
彼女に惹かれた啓は厩務員となって影に日なたに奈津のサポートを続ける。
地方競馬という特殊な舞台を描いた一冊だ。
なんとなく人物が類型的で、奈津のいい子ぶりも非現実的なのが気になったけれど、細かい競馬界のネタは興味深かった。
終わり方が中途半端だったから、続きがあるのかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
平板なかんじ
- 感想投稿日 : 2010年8月29日
- 読了日 : 2010年8月29日
- 本棚登録日 : 2010年8月29日
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