バカボンのパパと読む「老子」 角川SSC新書 (角川SSC新書 141)
- 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2011年11月10日発売)
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感想 : 46件
漢文とその訳では「難解に過ぎる」ということから、バカボンのパパ語訳で老子を解説している本。
-話してどうだとわかるようなものは、永遠不滅のTAOではないのだ。レレレのレなのだ。名付けようがないものからお空や地面は始まったのだ。そしてあらゆるものが生まれ、名前が付いて存在となったのだ。だから、あれが欲しいこれが欲しいと思わない無欲の人のみが、現象の向こう側にある「見えない本質」を観ることができるのだ。
いくらバカボンのパパ語になろうとも、老子の宇宙観「TAO」は般若心経の「空」のようなもので、さっぱりわからない。
ちょっと読んだだけで理解できるような、生易しいものではないのだ!
でも、それはそれでいいのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2019年2月21日
- 読了日 : 2013年10月19日
- 本棚登録日 : 2019年2月21日
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