高級店の寿司にハマる女性がバブルの時代を生き抜いていく様子を描いた10年間の物語。
とにかく美味しいお寿司が食べたくなる!こんな高級店には縁がなく、行ったらキョロキョロしてしまいそうだけれど。
青子もそんな状態だったのに、この店に通いたいがために、実家に戻るのをやめ、東京でバリバリ稼ぐ。「女の子はクリスマスケーキ」なんて、なんのその。忙しさからか、恋愛も刹那的で、ちょっと切ない。
バブル期の描写がとても面白かった。
当時幼かったのでよくは知らないのだけれど、「とらばーゆ」とか「24時間働けますか」とか、懐かしいフレーズがちらほら出てきて楽しかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月30日
- 読了日 : 2023年11月30日
- 本棚登録日 : 2023年11月30日
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