少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2009年3月25日発売)
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感想 : 533
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七竈は、燃えづらい。7回も竈に入れても燃え残ることがあるという。しかし、そうやって7日もかけて作った七竈の炭はたいへん上質なものらしい。
人間だってそれぐらい念を入れて燃やさなければ、諦めきれない気持ちはある。
母の優奈は、七竈の炭になりたかった。
全体的に不思議な雰囲気。文学的というか、お母さんの発想が大胆。
雪風って素敵な名前。
2人の気持ちは、透明感のある美しさだと思った。
お父さんじゃないよね?
お父さんなの?という伏線も気になり、ドキドキした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月29日
読了日 : 2021年9月29日
本棚登録日 : 2021年9月29日

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