立花隆の書棚

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年3月8日発売)
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本棚登録 : 779
感想 : 46
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立花隆さんの「ネコビル」に納められている大量の本を書棚別に立花隆さんがすべて解説しているという本。
書棚の写真もたくさん収録されているのですが、写真の撮り方も独特で、書棚一段(1ブロックというのかな)につき1回シャッターを切って、タイトルがぼけないようにピントを合わせた写真を加工してつなげた書棚の写真になっている。
せっかくの書棚写真なのにタイトルがぼけてて見えない!というイライラが0になる撮影方法。

立花隆さんは1冊本を書くたびに書棚ひとつぶんの本が増えるという仕事のやりかたをしているらしく、その書棚の本とその本に関連した仕事のエピソードがつづられている。

脳、イスラム教、キリスト教、ラファエル前派、猿、共産党、田中角栄など。

コリン・ウィルソンを通してウィトゲンシュタインと出会うって、なかなか珍しい出会い方だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: いろいろ
感想投稿日 : 2013年3月24日
読了日 : 2013年3月23日
本棚登録日 : 2013年3月23日

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