重力と恩寵 (ちくま学芸文庫 ウ 5-1)

  • 筑摩書房 (1995年12月7日発売)
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本棚登録 : 627
感想 : 47
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主人が奴隷を作り奴隷が主人を作るという意味において、ヴェイユはきっと正しさの奴隷だったのだろうと思う。ここまで透徹している人間が生き易いわけはないけれど、この本は私の生き易さの指標になると同時に生きにくさの補強にもなったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学/思想
感想投稿日 : 2014年1月24日
読了日 : 2014年1月24日
本棚登録日 : 2014年1月24日

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