オレたちバブル入行組 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年12月6日発売)
4.10
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本棚登録 : 17926
感想 : 1762
5

ドラマかで評判よかった本。とうとう読みました。
海外在住なためドラマは見てないけど、原作おもしろかった~~。
読むのが止まらない。
なんか久しぶりにスカッとさせてもらった。

金融関係はとても苦手な私ですか、最初の方でわからない単語が出てきても、ちゃんと解説してあったので分かりやすく話に入り込めた。

銀行も警察と同じに、縦社会でいろんなシガラミがあるのね~。
ほんと、あの地位に浸るプライドって何だろ。バカバカしい。
そんな中、自分の罪でないものは認めない半沢の態度は好感がもてる。
泣き寝入りしない。
いいね~~。

木村と半沢のやり取りなんて、
「おおおお~~~。いいぞーー、半沢。いけいけ~~!」
って思った反面
「うわ~~、そこまで言っちゃうか?いいの?いいの?」
とも思いながら、なんか顔が笑っちゃう。

最後になって、あそこまで半沢が言った背景がわかり
「おーーーー。な~~るほど。」
と納得させられた。

半沢、かっこい~~~!
とことん突き進むのが、たまに「こわ~」とも思うけどカッコいい。

実際の社会では、こんなに上手くいかないだろうけど、こういう本を読んで、今のサラリーマンのおじさん・お父さんたちの活力になったらいいな。と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本 その他小説
感想投稿日 : 2013年11月22日
読了日 : 2013年11月21日
本棚登録日 : 2013年11月22日

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