アキラとあきら (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2017年5月17日発売)
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本棚登録 : 6509
感想 : 686
5

本の厚みに、おののいたし、ブックカバーがパツパツになったけれど、
読み始めると、どんどん読めました。

銀行絡みのお話だけれども、いままで読んだ池井戸さんの小説とは様子が違いました。
2人の境遇の違う、同じ年のあきらさんの少年時代から中堅社員(?)まで、だいたい交互に語られていきました。
後半は、御曹司だった方のあきらさんの比重が高かったし
あきらさんとあきらさんの絡みも、もっとあってもよかったと思いました。

こうまで足を引っ張る人が沢山いると、現実だったらめげてしまいそう。
最後はすっきりするに違いない、と思って読み進められましたが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月29日
読了日 : 2017年9月25日
本棚登録日 : 2017年9月25日

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