本の厚みに、おののいたし、ブックカバーがパツパツになったけれど、
読み始めると、どんどん読めました。
銀行絡みのお話だけれども、いままで読んだ池井戸さんの小説とは様子が違いました。
2人の境遇の違う、同じ年のあきらさんの少年時代から中堅社員(?)まで、だいたい交互に語られていきました。
後半は、御曹司だった方のあきらさんの比重が高かったし
あきらさんとあきらさんの絡みも、もっとあってもよかったと思いました。
こうまで足を引っ張る人が沢山いると、現実だったらめげてしまいそう。
最後はすっきりするに違いない、と思って読み進められましたが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月29日
- 読了日 : 2017年9月25日
- 本棚登録日 : 2017年9月25日
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