アキラとあきら (徳間文庫)

  • 838人登録
  • 4.32評価
    • (78)
    • (84)
    • (18)
    • (1)
    • (0)
  • 71レビュー
著者 : 池井戸潤
  • 徳間書店 (2017年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198942304

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
西 加奈子
又吉 直樹
東野 圭吾
池井戸 潤
池井戸 潤
三浦 しをん
ピエール ルメー...
有効な右矢印 無効な右矢印

アキラとあきら (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

  • 普段ミステリーしか読まないのと、
    世の中のブームに乗るのが嫌で敬遠していた池井戸作品ですが、
    これは何となく興味を持っていた矢先にちょうど母からもらったので読んでみた。

    おおー!
    って感じ笑
    そりゃ世の中がこういう作品を求めるよなぁと思えるスッキリ感。
    しかもただスッキリするのではなく、細部までぬかりなく練られているから重厚感もある。
    主人公の2人に才能があるにも関わらず、新人故に力が発揮できない様なところなど、
    理想を求めつつもご都合主義にばかりならず、リアリティもそこそこある話だったのが良かった。
    展開が読めず(まあある意味では読めるんだけど、そこに至るまでの経緯が気になり)、
    厚めの本なのに2〜3日で読みきった。
    仕事のない日に読み始めればよかった。。。


    アキラ達とか安藤とか北村とか、
    立場は違えど人の為に仕事をする人は素敵だし、
    そういう人が増えたら良いのに。。。ね

  • 正しいことを言っているのなら、どんな人の意見にでも耳を傾けるのが経営者じゃないのか

  • 倒産した町工場の息子・瑛と同族大企業の御曹司・彬。それぞれ宿命を負った2人がやがて同期として同じ銀行に就職します。

    池井戸さんには珍しい子どもの視点の話かと思いきや、最後はやっぱりいつもの池井戸さん。2人ベッタリの人生が描かれるのではなく、「交差する」のが面白い。

    商売の基本は客を喜ばすという単純なもののはずなのに、それが難しい。間違いを認めることこそが解決策なのに、それもなかなかできなかったりして。「カネは人のために貸せ」、半沢直樹の心を継ぐ者、ここにあり。

    「貸りられますか」という誤字だけは頂けないぞ。(^^;

  • 全く出生の異なる二人の男を描いたお話。時代とともに二人が成長し問題を解決していく展開は本当に面白い。WOWOWのドラマが楽しみ。向井理と斎藤工のキャスティングも絶妙。

  • 今までの池井戸作品とは違う面白さ。二人の攻防は三国志の軍略戦のように胸が高鳴った。終盤はその二人がタッグを組んで逆境に立ち向うのだから興奮MAX。TVドラマ化決定のようなのでそちらも期待したい。
    あらすじ(背表紙より)
    零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。

  • 【2017年8冊目】
    文句なしに面白かった!毎回銀行をテーマにした同じような話なのになぜか飽きない…池井戸マジックの集大成ともいうべき作品でした(°▽°)

    濃密な700ページをありがとうございました!

  • 同じあきらという名前の主人公が、社長の息子という共通点を持ちながら、会社の規模が違っているなどの相違点がありながらも、社長の息子が故の葛藤などや運命を背負いながらも、成長とともに会社のあり方などを見つめ、立て直していく。途中、会社内での権力などの争いや、兄弟間での差に劣等感を抱いてしまうことや、比べられることで嫉妬心が芽生えたりなど苦悩も感じられる。銀行などの協力や、融資のこと、オーナー企業の大変さ、2人のあきらが嫉妬心からのバトルでなく、それぞれの立場から会社のために尽くしていく姿が印象的だった。

  • まさに、池井戸ワールドに引き込まれてしまった自分がいた。
    彬と瑛。生まれも育ちも違う2人のアキラの人生が綿密に描かれていく。
    伏線をところどころに張り巡らせて結末に一気にもっていく技は、さすがだなあと感心してしまう。
    ただ、池井戸さんの登場人物は、早稲田に慶応、東大と一流大学出身者ばかり。
    こんなところが引っかかるのは、私のひがみです。

  • 700ページにわたる大長編だったけど、あっという間だった。読む前には二人の主人公の対立や対決を描いているのかと思っていたけど、そんな安っぽい予想は見事に裏切られた。それぞれの登場人物のさまざまな感情が本の中から沸き上がってくるのを感じられた作品だった。

  • 消化不良のふりはありますが、作者らしい展開でした。学生が会社の査定を経験者を上回って唸らす部分はちょっとどうかと思いましたが、銀行マンの矜持とか信念という部分はよく理解できる描きっぷりでした。
    140億もの負債を抱えた子会社や債務保証があって丸く収まるなんて綺麗事すぎますが、読み物としては許せますかね。
    相変わらず、最後をきちんと描ききれていないなぁ。最後の展開の時間軸がいつもイマイチと感じてしまうのは私だけなのだろうか?伏線も展開も書きあげることに集中してしまって飛びすぎなのはいつもですね。
    この部分をしっかり描かれれば最高なんですが。
    購入金額と読書時間に対しては平均以上の満足度ですかね。
    次作期待してます。

  • おもしろい。
    勧善懲悪はいつものこと。
    長男がたいてい善人。有能。
    卑しい叔父や銀行に翻弄されるのもお約束。
    でも、夢中になって読んでしまった。
    境遇の両極端のアキラの活躍。面白かった。
    人物が多いので、ちょっと⁇と思うこともあり。
    結局スーパーの運営は誰が成功したの?
    結局下田ホテルは採算取れるようになったの?
    まかせた人って誰だっけ?
    人がごちゃまぜになってきた…

  • テンポも良く二人のアキラの人生を描いた作品で、銀行マンとして二人は出会う。そこでも二人は相手を尊重し良きライバルであり秀才でもある。生き方はかなり違ったのだが、バンカーとして最高の知恵を絞り常識破りの方法で解決に導くのは凄かった。分厚い本でしたが面白くて一気に読めました。WOWOWにてドラマ化が決まってるらしく、いづれそのドラマを見たいと思います。

  • とっても面白かった。彬の頭の良さ、瑛の情の深さ、どちらも好きだ。どちらかというと、瑛の情のほうが好きだ。でも、彬中心の話の方が多かった。面白かった。

  • 20170618 長編なのに一気に読めた。さすが。話が緻密に構成されているので思わぬ伏線も楽しめて良かった。入院してる時に読んだのだがそのような時にうってつけの本だと思う。

  • ボンボンの方のアキラが嫌な奴じゃなくてよかった。「優秀」な嫡流に対して叔父2人は嫌な奴だと思ったけど、コンプレックスや苦悩があるわけで、それは弟の竜馬も同じ。ある意味主人公たちより彼らに共感できた。比べられて馬鹿にされて親族が一番憎いが・・・。

  • 町工場の息子の瑛と大会社の御曹司の彬の出自の違う二人の「あきら」が互いの運命を背負い成長し、やがて二人が交わり逆境に立ち向かっていく、互いの宿命を越えていくストーリー。
    全く生まれも育ちの違う二人が成長していく姿がしっかり描かれていて、また欲に駆られた人間の汚さも描かれていて読みごたえがあり、さすが池井戸潤と思える作品だった。

  • アキラとあきらがもっと深い絆で結ばれてるような話かと思ったら、わりとそのへんが薄かった。

    ルーズヴェルト・ゲーム、下町ロケット、陸王のような、
    ワクワク感はほとんどなかったですね。

    池井戸作品にしては平凡だと思います。

  • 裕福な家庭であり父が社長である階堂家の長男彬と裕福ではない家庭であり父が社長である山崎家の長男瑛の物語。階堂家の人間関係のしがらみや山崎家と銀行とのやりとり、子供時代の彬と瑛や瑛の周辺の人物亜衣、亜衣の父、ガシャポンが就職後の彬と瑛の人生にも関係していく。彬と瑛は同行に入社し、新人研修で伝説を残す。また彬は最終的に東海郵船の社長となる。複雑に絡み合っていた伏線が最終的に収束する。良書。

  • 内容的には、金融業界からの視点を持った、ザ・池井戸な作品だけど、主人公が二人いるのが印象的。
    同じ社長の息子でも全く違う境遇。それぞれの悩み。それぞれの幸せ。交わる人生。捨てる神あれば拾う神あり。
    久々にここまで一気に読めてしまう、読みたくなる作品でした。
    にしても実は結構前の作品なのね。バブル期まで遡るとは思わなかった。

  • 著者の最新作。生まれも育ちも違う二人が主人公。運命に従うのか、抗うのかがテーマではあるが、自分が勝手にタイトルから想像した展開にならず、スピード感をもって読了した。運命に翻弄された挙句に、現実を受けいる場面は読みごたえがあった。本筋を見通せる人間と、他人の思惑に動かされる人間を対照的に描いており、現実の社会もそうなのだと再認識した。

  • 201706/面白かった~!アキラもあきらもいいキャラだし展開も早く分厚いけど一気に読んでしまった。

  • 池井戸潤のアキラとあきらを読みました。

    山崎瑛と階堂彬の二人のあきらの物語でした。
    山崎瑛は小さな町工場の社長の息子ですが、取引先の策略により町工場は倒産、夜逃げ同然に母親の実家に戻ることになります。
    階堂彬は祖父と父親が育ててきた海運会社の御曹司ですが、無責任な行動で本業を脅かす叔父たちの行動に悩まされ続けることになります。

    二人は同じ銀行に同期行員として採用され、活躍していきます。
    そして、階堂彬の叔父たちがバブル期に建てた不採算のホテル事業により、本業まで破綻に瀕してしまった海運会社の復活に協力することになります。

    池井戸潤は銀行を舞台にした丁々発止のやりとりが魅力ですが、今作ではエピソードが小ぶりだったのでちょっと残念だと思いました。

  • 分厚い本がありがたく思えてくる。
    読み応え抜群。
    感動して思わず涙する場面も。
    そしてまたも出てきた白水銀行。
    面白かったです。

    映像化されるらしいですね。
    楽しみですね。

  • 幼い頃、
    どんな音を聴いていたか。
    どんな匂いを嗅いでいたか。
    どんな景色を見ていたか。
    そして、今。
    どんな道を歩いているか。

全71件中 1 - 25件を表示

アキラとあきら (徳間文庫)を本棚に登録しているひと

アキラとあきら (徳間文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アキラとあきら (徳間文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

アキラとあきら (徳間文庫)の作品紹介

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。◆2017年7月9日(日)よる10時スタート、向井理×斎藤工W主演!WOWOW連続ドラマ原作。

アキラとあきら (徳間文庫)のKindle版

ツイートする