欝は‘心の風邪’なんかじゃない!
この病気には、バイオリズムめいた波が存在します。
他の本がさまざまな症例を細切れにして見せてくれるのに対して、この本は一人の方の症例を時系列に連続で語ってくれる。
ということもあって‘症例’というものにこれほど肉薄し、実感しやすい本をまだ読んだことがありません。
鬱病者本人はもちろん、関係せねばならない近親者の方々に、
‘普通に見えても消耗してグッタリ’な心のうちと、
‘また重くなってもいつか軽くなる’という実感を抱いていただきたいもんです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
精神的な
- 感想投稿日 : 2009年3月16日
- 読了日 : 2009年3月16日
- 本棚登録日 : 2009年3月16日
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