エピローグに「私たち人間と同じように悲喜こもごも暮らしている野菜たち」と書かれてあるが、まさしくその通り。想像していたとはいえ、それぞれの野菜に、実際こんなにも涙ぐましい生命の歴史と物語があったとは。
今この一瞬も、野菜たちの時間は真剣な命の営みに満ち溢れている。
加えて、それぞれに添えられた野菜のイラストは素晴らしい。写真よりも精密。まるで野菜の想いまで伝えているかのようだ。
それぞれの野菜を手にするたび、捧げ持ち、その功績と努力の日々に大いなる賛美を贈りたくなること間違いなし。
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- 感想投稿日 : 2011年11月19日
- 読了日 : 2011年11月19日
- 本棚登録日 : 2011年11月19日
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