著名な絵画をベースに創作された短編17編のアンソロジー。タイトルの雰囲気とコンセプトで国書刊行会編集かと勝手に思っていたけれどfromハーパーコリンズ・ジャパンでした。ということで(?)ほぼ読みやすく分かりやすいサイコスリラー、心理サスペンスだった。意外なヒーローが活躍する昔のアメリカドラマのような『理髪師チャーリー』と、自分の母親の裸の肖像画を見るところから始まる『ビッグタウン』が良かった。『美しい日々』は同タイトルのバルテュスの絵画にピッタリのキモさで良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2023年1月29日
- 読了日 : 2023年1月29日
- 本棚登録日 : 2023年1月29日
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