NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2014年10月7日発売)
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本棚登録 : 287
感想 : 26
5

本編から外れた、⁺要素。
ただし出てくる作品は本気そのもの。
日常に出てくるさりげない恐怖を
表現した宮部みゆき氏の作品はすごいなと思います。
(日常が恐ろしいものに変わっていくさま、ね)

それと一番長い作品は秀逸。
何かと世界的に扱いづらいイスラムを扱っているし
今進化途中のシステムを使っているのもまた。

ただ、絶対にこの作品のような事態は
招いちゃいけないと思う。
ここに出てくる犠牲になった少女もそうだけど
便利と悪用をはき違えちゃだめだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2021年4月10日
読了日 : 2021年4月10日
本棚登録日 : 2021年4月10日

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