恋のために幽閉された娘ジリアン。その恋人ロビン・ルーの嘆きを見かねた旅の歌い手が、難攻不落のリンゴ畑にのりこんでいく。
リンゴ畑で語られる6つの恋物語と、リンゴ畑では語られない7つめの恋物語。すべての様相が一変するどんでん返しが素晴らしい。
中学生の頃この本が大好きだった。どんなに好きだったか、ちょっと見当がつかないくらいである。(もっとも、そういう本は他にもある。中学時代は読書lifeの華だった。)
続編『ヒナギク野のマーティン・ピピン』のために、この7つめの恋はさらに輝きを増す。…胸が痛むほどに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2012年4月11日
- 読了日 : 2012年4月11日
- 本棚登録日 : 2012年4月11日
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