大学人が運営や学生の質についてこんな風に発信するのは珍しいのではないか。とても興味深く、おもしろく読んだ。学術論文に関するあたりは、できれば学生の頃に読んでおきたかったと思う(当時はまだ書かれていなかったが)。でも、読んでもわからなかったかも。自分がどれほど漫然と大学に通っていたかを思い出して、ちょっと(かなり)がっかりしてしまう。
著者の持論である大学ダウンサイジング論には、全面的に賛成だ。定員を減らすだけでなく、たとえ定員内でも、一定のレベルに達しない受験生は足切りしちゃえばいいのに、とも思う。
が、これもムスメたちがまだまだ受験年齢ではないから抱ける感想なのかもしれない。長女が高3くらいになっても、こんなふうに強気でいられますように。
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- 感想投稿日 : 2011年5月19日
- 読了日 : 2011年5月19日
- 本棚登録日 : 2011年5月19日
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