十代の頃から老いて死を身近に感じる歳まで貫かれたひとつの愛のはなし。マルケスの語りの上手さでページは進むのだけれども男の方は女が未亡人になるまで愛を貫いたとはいいながらその間にどんだけ多くの女と寝たんだ!という下半身の締まらない人間だし、女の方もどこがそんなに魅力的だったかというとちょっとよく分からない。
愛を貫いた話としてはリョサの『悪い娘の悪戯』の方が人物像が豊かで大分面白かったです、個人的には。
読書状況:読み終わった
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海外
- 感想投稿日 : 2013年10月16日
- 読了日 : 2013年9月30日
- 本棚登録日 : 2013年9月6日
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