図書館でふと手に取りぱらぱらとめくってみたら面白くて思わず借りてしまった。700頁もあるうえに章によっては読みにくい箇所もあり借りたとはいえしばしば手に取る気にはならなかったが、一度読み出すと夢中になる魅力がある。
中上という人は小説だけ読んでいると「肉体」の人というイメージが強くなるのだが、こういうものを読むとまさに「頭」の人であり、本能というより知力で小説を構築した作家なのだなと思い知らされる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2014年9月1日
- 読了日 : 2014年8月18日
- 本棚登録日 : 2014年9月1日
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