978-4309617022
C0381¥1300E 一般・全集・日本語
学校では教えてくれない 愉快な日本語
14歳の世渡り術
2016年8月20日初版印刷
2016年8月30日初版発行
著者:今野真二(こんの しんじ)
イラスト:丸山誠司
発行所:株式会社河出書房新社
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カバー袖より
「毎日使うものだから、
ずっと使うものだから、
いつも身近なものだから、
大切に、丁寧に使いたい
日本語」
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知ることは、生き延びること
14歳の世渡りシリーズ
(このシリーズは2007年5月~2022年3月までに100冊近く発行されている 興味深い切り口をたくさん含んでいる)
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はじめに
1 日本語を「音」からみてみよう
2 日本語を「文字」からみてみよう
3 日本語を「数字」からみてみよう
4 日本語を「遊び心」からみてみよう
おわりに
column 辞書で日本語を調べてみよう
1 和語の巻
2 漢語の巻
3 外来語の巻
4 慣用句の巻
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とりあえず読み終わった。
盛りだくさんで、一度では頭に入りきらないけど、14歳をターゲットにしているから、その年代の頃なら乾いた砂が水を吸うように吸収できるのだろうなぁ。
読んでいて、親切だなと感じたのは、脱線して興味がいくつもに膨らんでも、「その件は後程」と一言あり、メインルートの話題にもどれること。気になることがあるとツイ気がそれてしまう私には安心材料の一つでした。
知らないで過ごしてきた「ローマ字表記」が何種類もあり、パスポート申請のときはヘボン式であることや、五十音の穴について、おもしろく読みました。
言葉は変化していくものですが、消える表記もあり、この後どんな風に変化していくのでしょう?「あ」に濁点とか、それも五十音表に記載される日が来るのかもしれません。
ひらがなでは「濁点」について、触れてありましたが、「半濁点」については、触れておらず、「濁点」がつく行とつかない行があり、ハ行には「濁点」「半濁点」両方つくのもなぜなのか知りたいところです。
古今和歌集、万葉集の読み解きは興味がもてず、残念です。
創作漢字は興味深く読めました。漢字と国字(日本だけの漢字)について触れていなかったのは残念です。
- 感想投稿日 : 2022年2月9日
- 読了日 : 2022年4月12日
- 本棚登録日 : 2022年2月9日
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