一生幸福になる超訳般若心経

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  • 学研プラス (2011年3月30日発売)
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感想 : 14
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時期も時期何でこんな本読んだら、とうとう宗教にハマったかと思われそうですが、そうではありません。宗教と距離をおいて、いいところだけを学んでいこうというのが著者の狙いです。

この本の言いたいことは、別の本にも書いてますが、「ナムナム言っても意味が無い!!」ということです。お経自体は素晴らしい教えだけれども、例えば座右の名が「努力は必ず報われる」だとしても、それを一日3回唱えても何の効果もありませんよね?ということです(ただ、言うことで脳にすりこんでいくという効果はあるそうです)。その上(昔の)中国語で唱えても全く意味が無さそうですよねと言っています。
ビビデバビデブーという魔法の呪文はありませんと言っているわけです。

ではお経をどう捉えるか。「内容を理解する」です。

そしてその内容がシンプルなんだけど、難しい。なんとなくわかるんだけど、感覚的には落とし込めないです。だから理解しようとしている人を覚る人というそうですが・・・。

著者らしいといえば、お経の内容が少し間違っているといって添削しているところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・文化論・思想・宗教学
感想投稿日 : 2012年6月24日
読了日 : 2012年6月24日
本棚登録日 : 2012年6月24日

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