「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦
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「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。
「BOOK」データベースより
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ずっと気になってた作家さんの小説。やっと読めた。
文体も世界観も独特。レビューを見ると好き嫌いがわかれているようで、合わない人にはとことんあわないらしいけど、幸い私にはあいました。
とてもオモチロかったです。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のむずキュンなシチュエーションに萌えまくりなワタクシですので、主人公が彼女の視界に入るべく奔走する感じとか、彼女の後頭部を眺めてる感じとか、話が進むごとに少しずつ距離が縮まる感じとか、とてもキュンキュン悶々して楽しかった。
最初のお話は割と酒がメインで、酒の席での偶然の出会いとか、酒を飲んでクダをまくとか、アルコール度数強めな内容でした。
宴席のワチャワチャした雰囲気が好きな私にとってはそれも良かった。
飲むと知らない人とも仲良くなったりするのとか、酔いが深くなってくるとどんどんカオスになる感じとか、宴席の猥雑な雰囲気を感じることができてハッピーな気分になりました。
他の作品も読んでみよ〜〜。お気に入りの作家さんを見つけると幸せな気持ちになりますね〜〜♫
- 感想投稿日 : 2017年1月27日
- 読了日 : 2017年1月27日
- 本棚登録日 : 2017年1月27日
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