美味しい料理が出て来る作品好きホイホイなタイトルに惹かれて読んでみた。
鶯が美声で鳴くよう飼育する生業で生計を立てている、武家の次男坊林只次郎が主人公。腕っ節が強いわけでもなく、たまたま知った「居酒屋ぜんや」で女主人お妙の料理を美味しそうに食べるのがメインといってもいい物語。
とはいってもただ食べているだけではなく、「居酒屋ぜんや」に集まる人たちの人情の物語。
チャンバラシーンなどはないが、様々な悩みや過去を抱えた人が、お妙の笑顔と絶品料理に癒される様に胸が熱くなり、そして腹の虫が鳴る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
癒された(読後)
- 感想投稿日 : 2019年7月6日
- 読了日 : 2019年6月5日
- 本棚登録日 : 2019年6月1日
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