死んだ人が現れて,普通に社会で生活していくという不思議な映画。あまり表情を変えない深津絵里の演技が冴える。
死んだはずの人がそこにいることに,あまり違和感なく進んでいく。登場人物のだれが既に死んでしまっているのか,よく分からないのが,面白い。
みなさん,現実ではあり得ないことです。ですから,来ているうちに感謝の気持ちを伝えましょうね。
《NHKプレミアムシネマ》の解説を転載
深津絵里と浅野忠信共演のヒューマンドラマ。ある日突然、失踪した夫の優介が、妻の瑞希の元に帰ってきた。優介は、“自分は死んだ”と告げ、瑞希に旅に出ようと誘う。それは優介がお世話になった人々を訪ねる不思議な旅だった・・・。多彩なジャンルの作品を次々発表し、海外でも多くのファンをもつ黒沢清監督が、湯本香樹実の小説をもとに、夫婦の純愛を独特のタッチで描き、カンヌ映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した傑作。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月14日
- 読了日 : 2022年1月14日
- 本棚登録日 : 2022年1月14日
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